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フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
(2006/05)
サイモン シン

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本書の中で不確定性原理が少し説明されているのだが、違和感を感じた。そういうことじゃないだろう、と。

物体の位置を測定するためには光を当てなくてはならないが、厳密な位置を突き止めようとすると、光子に莫大なエネルギーをもたせる必要がある。ところが高エネルギーの光子をぶつければ、測定すべき物質の速度が変わってしまうため正確な測定はできなくなる。それゆえ、物体の位置を厳密に知ろうとすればする程、速度を厳密に知るわけにはいかなくなるのである。


不確定性原理はこのような実験屋さんの愚痴のような理屈ではない。この系の実験ならば、照射する光子の運動量と運動量保存則から速度や位置は「厳密」に知ることができるではないか。不確定性原理が言っているのは、理論計算では物理量を決定できない、ということである。上の実験の場合は、初期状態と周辺環境を厳密に与えてやっても、その物体がどこに飛んでいくのか、わかんねーよっていうことになる。

不確定性原理は理論で物理現象を予測できないことを表したものであり、人間が神に屈服した証拠だ。その意味で不完全性定理とよく比較される。不完全性定理も人間の作ったものは完璧ではありえません、っていう敗北宣言みたいなものだから。

で、本書のフェルマーの最終定理だが、数学の面白さを思い出させてくれる良書だと思います。ピタゴラスの定理とか二等辺三角形の性質とか、受験生のころ数学の問題が楽しくて仕方なかったのを思い出す。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2009/09/20(日) 23:26:39|
  2. 読書(活字)
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