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'09の読書目標は年間120冊

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楽毅〈4〉

楽毅〈4〉 (新潮文庫)楽毅〈4〉 (新潮文庫)
(2002/04)
宮城谷 昌光

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■あらすじ

中山が滅びそうな時、楽毅は燕王にヘルプを求めに行った。燕王は断ったのだが、その時、楽毅に一目ぼれした。そんな背景があり、中山滅亡後、楽毅は燕に仕えることになった。

燕で楽毅は大出世をする。燕王は斉を滅ぼしたいと思っていたのだが、その野望に楽毅が大活躍し、遂に斉を滅ぼした。当時の中国では斉はNo.2の国だったのに対し、燕はNo.8くらい。阪神が万年最下位から首位争いに加われるようになったような、そんな猛進劇。楽毅の名は中国に広まる。

ところが、斉をほとんど鎮圧した頃、燕王が死ぬ。燕王の後を継いだ息子はどうしようもない男だった。楽毅の功績を認めず、それどころか恨みばかり持ち、楽毅を殺そうとした。楽毅は家族を燕に置いたまま趙へと亡命する。


■感想

良い話だった。趙に亡命した楽毅に、趙王が「燕王にお前の恨みを晴らしてもいいんだぞ」といったのに対し、楽毅は「あなたがそんなことを私に望まれるなら、私はここを去らなければなりません」と泣きながら言ったのには感動した。恨みや憎しみや軽蔑や嫉妬で生きる人生は何より辛い。これは悟っても悟っても、すぐ忘れてしまうことだ。特に自分が酷い目に合わされたときには、自然に心は憎しみに染められる。自分に正直になって憎しみに染まるのは一時のストレス解消にはなるかも知れないが、素直に前を向いて生きることが馬鹿正直でも生きやすい生き方なのだと思う。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2008/10/24(金) 23:05:08|
  2. 読書(活字)
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  4. | コメント:0

ドラクエ3

ドラゴンクエスト3 そして伝説へドラゴンクエスト3 そして伝説へ
(1996/12/06)
SUPER FAMICOM

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■レビュー

3回くらい、最初からやり直したゲーム。面白さに気付いたのが3回目だった。

ドラクエ3の世界って、現実の地理と似せてあって、それぞれの町の文化も現実のイメージと一緒なんですよ。それが妙に興味深かった。「アホの考えた世界地図」だっけ。ああいうのがニコニコ動画にあったけど、「アホの考えた世界地図」に従って、RPGの世界を作ってみると面白いんではないかと思った。

それから、仲間の職業を選べるシステム。2回目までは仲間キャラ3人を固定して育てたけど、今回は8人をバランスよくローテーションさせながら攻略した。この戦略のおかげで、サクサク進められたし、クリアまで飽きなかったのかなーと思う。名前を現実の友達の名前にしたことも良かったかも。ゲーム中で親しみが沸いたし。

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2008/10/19(日) 23:33:32|
  2. ゲームレビュー
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  4. | コメント:1

baby baby



良い曲、見つけた。
最近、こういう音楽も好きだ。

Title: Babybaby
Artist: arthur charm
http://dididodada.net/2007/0911173926.html

テーマ:音楽 - ジャンル:音楽

  1. 2008/10/19(日) 01:43:11|
  2. 音楽
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「1秒!」で財務諸表を読む方法

「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本
(2008/01/25)
小宮 一慶

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■内容&感想

財務の書類を読む為の教科書。ビジネスニュースなどを読んでて、「経常利益と営業利益と純利益の違いはなんだろう?」と素朴に思うことがあったので、すっきりさせたかった。読んでみて、仕事で役に立つのかと言えば、仕事というより人生に役立つ本。この会社にいて、大丈夫かな?っていう判断が下せるので。多くの知識を持つことは必ず有益である、という信念が自分の中にはある。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2008/10/18(土) 21:03:45|
  2. 読書(活字)
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100のノウハウよりただ一つの自信

100のノウハウよりただ一つの自信 ゆるぎない「自分」をつくる77の心理技術100のノウハウよりただ一つの自信 ゆるぎない「自分」をつくる77の心理技術
(2008/07/24)
ジョン・カウント

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■内容&感想

スキルがいくらあっても、その根本に「自信」が無ければ何もなし得ないと考える著者が自信の持ち方のノウハウを説明する。自信を持つ上で、大切なことは、自信を失わせるような相手とは付き合わないということだ。自分自身を誇大に見せたいが為に、相手を攻撃的に侮辱する人間は相手にしてはいけない。

そして、自己主張をすることも自信をつける上で必須。言いたいことを心の中に抑えた時、その人の心には「憎しみ」が残る。痛いほどよく分かり、よくぞ気付かせてくれたと感じた。いつまでもこんなままじゃいられないと思った。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2008/10/18(土) 20:57:24|
  2. 読書(活字)
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楽毅〈3〉

楽毅〈3〉 (新潮文庫)楽毅〈3〉 (新潮文庫)
(2002/04)
宮城谷 昌光

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■内容&感想

中山の滅亡。楽毅は無職の状態で中国を彷徨う。守るべきものが無くなると人はここまで美しいのかと感じた。最終的に楽毅が人生で大逆転することが分かっているからそう感じたのかも知れない。不運の末に、手にした成功というものが美しくてかっこいいのである。勇気が出てくる。

趙王の死。趙王の親族と臣下達の疑心暗鬼の展開はデスノートみたいで面白かった。この小説を漫画化してみようかとすら思った。しかし、画力が無い。この物語は下手くそでも書けるデフォルメされたキャラクタより、デスノートみたいなシリアスで繊細な絵が似合うと思うから。趙王が死ぬ場面付近では全く趙王の視点が入ってこなかったが何故だろうか。周りから見た趙王のことばかり描かれているので、少し違和感を覚えた。不自然さの理由が解明できない。文章的な効果を狙ったものだと思うのに、明確な理由が解明できないのが少し悔しい。というか、楽毅の父親が死ぬ時も、中山王が死ぬ時も、彼らの視点からの描写は無かったわけで、死にゆく者の死にゆく瞬間を描かないのがこの著者のポリシーなのかも知れない。この小説の世界では、「死ぬ」とか「負ける」ということと「人間として間違った行いをする」ことが同義に扱われている節があるので、死者の視点から物語を描けば、当然その思考は愚かしい描写になる訳で、そうしたものが死者への侮蔑と著者は感じたのかも知れない。死者を辱める行為をしてはならないと信念に据えているのであろう。
  1. 2008/10/18(土) 20:45:43|
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脳を生かす仕事術

脳を活かす仕事術脳を活かす仕事術
(2008/09/10)
茂木 健一郎

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■内容&感想

脳科学の見地から仕事論に関して説明されている。「頭では分かっていてもできない」原因について解説されている。自分にも経験がある。プレゼンとかはそうだ。著者はこういう事柄に対して、「失敗でもいいから一回でもアウトプットを出すこと」が重要だと言ってる。初めから完璧を求めて、くよくよと長時間かけるよりも、アウトプットを出し、そこからのフィードバックを得ることが成長には必須だと説いている。これを読んで、自分も勇気を出して、失敗しようと思った。
  1. 2008/10/18(土) 20:19:41|
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打たれ強くなるための読書術

打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書 705)打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書 705)
(2008/02)
東郷 雄二

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■内容

現代の日本人がやっている読書スタイルを否定し、著者は独自の読書スタイルを提案する。その骨子は「知る」「考える」に重点を置いたドライな読書術=「打たれ強くなるための読書術」である。

一般の日本人の読書は「共感」や「感動」など情緒的に行っていることが多い。この情緒的読書の問題点は「知的に打たれ弱くなる」という点である。本の中に自分を投影する読書は、本の内容を鵜呑みにすると換言できる。これは正解を一つに固定したり、早く正解を欲しがる人間性を助長する。結果として、自分で問題点を見つけられなくなる。

一方、「打たれ強くなるための読書術」は能動的に考える読書である。ノウハウとして、分析読書と比較読書が挙げられている。分析読書とは、著者の主観と、客観的事実を切り分ける読書である。著者の主観をはっきりさせることにより、その著者の立場が浮き彫りになる。一方の比較読書とは、他の本との比較である。その本が多くの類書の中でどういう位置付けなのかを明確にする。分析読書・比較読書の段階を経て、正解のない現実世界に耐える力が養われる。

■感想

著者は知識が豊富なので、紹介される具体例が妙にマニアックなものが多い。そこが私にとって、ツボだった。ユーモアを交えるのが好きらしく、関西ならではのちょっと下品なネタも出てくる。大真面目なことを書いているのに、声を出して笑ってしまった。こういう著者は好きだな。

本の内容には賛成。本書では情緒的読書が批判されているように見えるが、実際のところ、著者も情緒的読書にも良い面があることは認めているのだろう。小説を読むことで視野が広がり、人間的に成長する事実ははっきりと認めている。日本人が情緒的読書にあまりに傾倒しすぎている点が著者の憂慮であると思う。

ところで、「正解が唯一に決まった世界」の住人ともうまくやっていく方法は無いものだろうか。「正解のない現実」を知らない人間が目を覚ますのを待っていても無駄だとよく感じている。そういう人にとっては、現実は永久に見えてこない。従って、目を覚ますこともない。
現実を知らないフリをして、感情を合わすことが最善だとは思えなくなってきた。それじゃ低いレベルに全体が落ち着くだけだと思う。主張すべきことはケンカしてでも主張していかなきゃいけないのだと思う。
一方で、天罰は自分が与えなくても、誰かが与えるものだし、他人の考え方に干渉すべきでは無いと考える自分もいる。これは結局、他人の目が覚めるのを待つことと同じなのか。

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  1. 2008/10/14(火) 14:22:27|
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理系思考

理系思考 エンジニアだからできること理系思考 エンジニアだからできること
(2005/09/23)
大滝 令嗣

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■内容

元エンジニア・現コンサルタントの著者が日本のエンジニアについて語る。エンジニアの論理的で合理的な思考は文系人間には無い武器。これは広い世界で通用する武器だ。

しかし、日本のエンジニアは文型人間に比べて待遇に恵まれない。その理由はおそろしく視野が狭いからだ。これからのエンジニアに必要なのは、もっと視野を広く持ち、経営的な観点から自分の成果を計算して主張していく姿勢である。


■感想

良著。この本のおかげで、今の世の中に必要とされる技術を自分は持っているか、を考えながら仕事できるようになった。そして、身につけたい技術を上長に主張できるようにもなった。貪欲に技術を身につけていかないと生き残れない、と強く感じるようになった。
  1. 2008/10/12(日) 11:12:24|
  2. 読書(活字)
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楽毅〈2〉

楽毅〈2〉 (新潮文庫)楽毅〈2〉 (新潮文庫)
(2002/03)
宮城谷 昌光

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■あらすじ

中山に王手をかけた趙は「中山の四都市を献上する代わりに、中山から引き上げる」という取引をあっさりと受けた。もう少しで中山を滅ぼせるのに、こんな軽い契約で手を引くあたりに罠のにおいを感じ取る楽毅だった。そしてよりにもよって、趙王に謁見して四都市を献上してくる役目を使わされる。楽毅は喪中だから行きたくなかったのだけど、自分が行かなければ太子が行かなきゃいけなくなって、太子が行ったら絶対殺されると思ったので、泣く泣く行くことになった。

趙では予想通り、趙王は「四都市じゃないよ、十四都市だよ!」と訳の分からないことを言い始めた。悔しがる楽毅だったが、そこはしょうがない。「予定では僕ら明日来る予定だったじゃないっすかぁ、実は明日残りの十都市を献上しようと思ってるんすよねぇ」とその場をしのいで、王の側近を人質にとって、中山に逃げ帰った。

中山に戻った楽毅は中山王から激怒されるも、喪中だからということで、引きこもった。その間に趙が攻めてきた。三度目の襲撃に中山は壊滅状態に陥った。楽毅が喪中から復帰した頃には、首都を残してほとんどが趙に制圧されてしまった。楽毅は昔陽を取り返してこいと中山王から言われる。死にに行けというような命令なのだが、楽毅は仕方ないと了解する。中山王は事実楽毅に死んでほしかった。喪中で引きこもってる間は楽毅暗殺命令を出すくらい嫌ってた。でもそういう裏工作を防いでくれていたのが、シバキという中山の良識ある軍師だった。

シバキは政治的には楽毅と対立する立場にあるのだが、実は心底中山の未来を憂慮していた。楽毅がいなければ、中山は本当にダメになることが分かっていたので、今ばっかりは対立する家柄だけど、手を組みたいと考えていた。本来の衆議院と参議院みたいな関係か。何とそんなシバキが、楽毅に昔陽に出陣するように中山王に提言したのであった。シバキは昔陽に手を回し、楽毅なら100%討ち取れる状況にしておいたのだ。

シバキの暗躍のおかげで昔陽を占領した楽毅は、シバキの狙いの深さを知る。昔陽は斉に隣接している。公式的には斉は趙の味方なのだが、斉の軍師の摂公は楽毅が大好きである。そして、摂公は中山を救いたいと思っていた。その為の拠点として楽毅に昔陽を取らせたのだ。しかし、いかに摂公と言えども、斉王に「中山を救ってください」と言ってすんなり落とせるはずがなく、散々譲歩して「中山の太子を斉に亡命させてくれれば、中山を助けてやんよ」という条件になった。

中山の太子は良い奴なのだが、王の命令に違反する不誠実さは持っていないので、太子の子供が斉へ亡命することになった。楽毅は昔陽を斉に渡して、一安心する間もなく、趙に占拠された霊寿に向かう。中山の太子を助ける為だ。この時既に中山王は死んでいたので、太子ではなく中山王なのだけど。ちなみに、シバキも死んでいた。悪名高い前・中山王と刺し違えたのではないかと、歴史上では噂されているらしい。

中山の太子(中山王なのだけど、ややこしいから太子にする)は霊寿から逃亡していた。その時敵の矢を受けた。その傷が悪化して死んでしまった。楽毅は霊寿で適当に逃走兵を拾った後、山を根城にすることになる。「このままでは中山が跡形もなく消えてしまう。もう無くなったようなもんだけど、復活させたいなぁ」と思ったので、商人・弧午の元に行く。弧午からは燕王に会う方法を教えてもらった。燕に中山を救ってもらえないかなぁと楽毅は考えた。そして、弧午の娘の弧祥を嫁に貰った。一晩過ごしただけで、弧祥を置いて楽毅は再び旅立つのだった。

■感想

激動の二巻。帝王論が盛んに議論されていたのだが、私は楽毅の「王は1番謙虚じゃなくっちゃいけない」っていう意見に賛成だ。自分の無知を自覚して、謙虚に人から教わる人が王なんだと思う。自分の命令を聞くだけの奴隷を何人集めても、そんな国はすぐに滅亡すると思う。それよりも優秀な人が自然と集まって、一生懸命働いてサポートしてくれるような、そんな国が強い。優秀な人っていうのはプライドの高いスペシャリストだから、こっちの命令は聞かないもの。聞いてもらうには、相当雑用をしてあげたり、持ち上げたりしてあげなきゃいけない。トップってそういう雑用係りなんですよ。学級委員はみんなの上に立っているという意識でいちゃいけない。みんなの下で全体に目くばりして、人の面倒臭がる仕事を引き受けてあげるのがトップの仕事なんです。下の人よりも百倍疲れます。仕事は責任感ばかり重くて、それ自体にやりがいを見出すのは苦労します。でも、人から感謝されるっていうのは嬉しくて、そういう目に見えないリターンを貴重だと思える人には向いていると思います。私がアルバイトでアルバイトマネージャーをやらされた時は、死ぬほど辛かったけど、良い経験だったなと今は思います。トップの苦労が分かる分、愚痴ばかり言ってないで、自ら行動できるようになったから。
  1. 2008/10/09(木) 23:20:12|
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楽毅〈1〉

楽毅〈1〉 (新潮文庫)楽毅〈1〉 (新潮文庫)
(2002/03)
宮城谷 昌光

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■内容

中国の戦国時代、楽毅は最も優秀な軍師として知られている。本書は楽毅の伝記である。

楽毅は中山という小さな国の名門軍師の息子として生きてきた。成人する頃に都会に憧れて、斉に行き孫子の兵法を勉強する。ちなみに斉は中山とは対立しており、お忍びの留学である。そこで出会った摂公(摂は当て字)という斉の名軍師を尊敬し、摂公からも一目を置かれる。摂公は「近い将来、趙が中山に攻めてくるので、その時は斉に頼りなさい」と楽毅に伝える。中山に戻った楽毅は、まさに趙の侵略を目の当たりにする。

が、中山という国は政治が腐っていたので、楽毅がいくら外交の重要性を説いても聞き入れてくれない状況だった。楽毅は中山は斉や魏などと手を結んで趙の侵略を思いとどませるべきだと主張した。しかし過去のしがらみに捕らわれた中山政府は納得できない。一方、中山王は、息子の太子が大嫌いだった。中山王の正当な後継者なのだが、太子の母親を愛しておらず、妾の女を愛していたので、太子が死んで、妾の女との間に作った子供に王位を継がせたいと思っていた。そこで、楽毅のしつこい提案に一計を講じた。太子を魏への使いとして出し、その道中で暗殺してしまおうという計画だ。その暗略を知った楽毅は太子のお供をすることになった。

道中で太子の人柄に惚れた楽毅は、「この人は絶対殺させてはいけない。現中山王は死んでもいいが、太子に跡を継がさなければ中山が本当に終わってしまう」と考えた。楽毅は持ち前の策略で太子を必死にお守りし、太子から絶大な信頼を得ることになった。旅の目的であった魏との交渉は決裂した。魏は内乱騒ぎで中山や趙に構っていられない状況だったのだ。

中山に帰った楽毅達はいよいよ趙との直接対決に臨む。趙は中山を見下していたので、趙王は「まさか奇襲はないっしょ~www」と攻めてきた。天才・楽毅はその考えを読み奇襲を敢行した。その奇襲の実行部隊は太子である。太子はやっぱり中山王から嫌われていたので、勝ち目のない戦いに向かわされたのだ。奇襲は効果的だった。趙の援軍が奇襲対策に駆けつけた頃に、中山兵は退くのだが、そこにもトラップが仕掛けられており、趙軍は壊滅的なダメージを受けることとなった。趙王は「中山に名軍師がいる」と悟り、征服を明年に持ち越した。

翌年、超王は準備万端で再び中山攻めを敢行する。太子はやっぱり嫌われていたので危険極まりない地の防塞の指揮を執らされる。楽毅は太子とは違う場所の防塞を任された。楽毅の率いる軍は圧倒的に数が少ないのだが、趙軍をまったく寄せ付けずかなりの時間稼ぎをした。しかし、楽毅の守っている街以外の街が攻め落とされ、中山の首都に趙軍は到達した。なお、この間に楽毅の父が死んだ。太子を守る為に死んだ。太子を何とか守ってくれと父に頼んだのは楽毅だった。

■感想

最初は文体に慣れずに戸惑った。20ページくらい読み進めるうちに、文体になれたことが嬉しくなった。半分くらい読むと、物語の面白さに夢中になった。軍師の考えって深い。本がもう付箋だらけだ。
  1. 2008/10/01(水) 22:01:09|
  2. 読書(活字)
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プロフィール

fuku

Author:fuku
東京在住。

通勤中の読書が何よりのリラクゼーション。
小説・自己啓発・実用・ビジネス・雑学、、興味を持ったら何でも読みます。

お薦めの本があったら教えてくださいね。

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