不可解あってのユートピア
インドア人間。08年度新社会人です。
ミリオンダラー・ベイビー
![]() | ミリオンダラー・ベイビー (2005/10/28) クリント・イーストウッド 商品詳細を見る |
■あらすじ
トレーラー暮らしで育ったマギーのたったひとつの取り柄はボクシングの才能。彼女は名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願し、断られても何度もジムに足を運ぶ。根負けしたフランキーは引き受け、彼の指導でマギーはめきめき上達。試合で連破を重ね、ついに世界チャンピオンの座を狙えるほど成長。しかし、思いもよらぬ悲劇が彼女を襲った(amazon)。
■感想
マギーは幸せだったと思う。肉親から愛されていないけど、フランキーがいたから。誰か一人でも自分を認めてくれる人がいれば、それだけで人生は報われるものだと思う。客観的にどれだけ報われない人生だったとしても、死ぬ時までそういう人と付き合えるのなら、それだけで幸福な気持ちで死ねるだろうと思う。
【読書】統計でウソをつく法
![]() | 統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス 120) (1968/07) ダレル・ハフ 商品詳細を見る |
・内容
ニュース記事や評論にさりげなく挿入される統計学−平均値とか成長率とかの数字。統計があるだけで説得力があるように感じてしまうことも多いが、あれらの数字の中には意味のないものや、一般の人に誤解を招かせるものがほとんどだ。企業(特に広告会社)は自分の利益の為に、詐欺的に統計を利用している傾向もある。本書はこうした事例を取り上げ、統計で騙されない為に、統計でウソをつく方法を紹介している。
・感想
中島さんのブログlife is beautifulの記事でちょこっと引用されてて興味を持って購入。
良い本です。こういう雑学的な内容の本を読みたいと思ってた。抽象的な議論に留まらず、事例が数多く紹介されている点が良いと思う。ブルーバックスはこの手の本が多そうなので、また見つけたいものだ。
さて、論旨だが、学生時代の研究を経験した身としてはよく分かることが多かった。研究って自分の成果を評価されてなんぼの世界だから、成果をよりよく見せる為に、一番いい統計指標を使うものなんですよ。逆にあんまり凄く見えない数字は、自分の中に仕舞い込む。都合の悪い数字は見なかったことにする世界も分野によってはあります。良心の呵責に悩む研究者は数多いと思う。本当によい成果ってなかなか出ないから、こういうことで食いつないでいかないと生きていけないんです。ちなみに偉い人は、こういう統計のごまかしは大抵見抜いています。
【ネット】ネットに映し出された現実・希望を失った若者の苦悩
■ネットに映し出された現実・希望を失った若者の苦悩
秋葉原で起きた事件の真相は報われない派遣社員の労働に対する絶望感にあるらしい。十分あり得ることだと思う。思うが、記事の最後の部分が自分の考えとは違うなって思った。
リストラに対して、人と人との信頼がどうとかいう結論はおかしいと思う。高度経済成長期とは異なり、年功序列・終身雇用は成り立たない。完全成果主義が必要だ。その中でリストラがないはずがない訳で、スタッフは取り替えられ、補充されるものだろうと思う。そうでなければ会社が潰れるし。
あまりにも正社員と派遣社員の待遇が違うのは今の企業の問題だとは思うが、企業と社員の関係はドライになって然りだと思う。米国企業みたいに。
高度成長期にあった和を大切にしたやり方で勝負していると謳っているトヨタが派遣社員に対してこういうことしてるのは汚いなとは思うが、逆に昔の日本流経営は長く続くものじゃないんだなって思った。
秋葉原で起きた事件の真相は報われない派遣社員の労働に対する絶望感にあるらしい。十分あり得ることだと思う。思うが、記事の最後の部分が自分の考えとは違うなって思った。
コストカットの名の下に人を取り替え可能なパーツのように扱うのが当たり前の感覚を持つようになってしまったとすれば「失われた10年」の代償は余りにも大きい。人と人との信頼関係は、長い時間をかけてはぐくむもので、一度壊れると取り戻すのは難しいからだ。人と社会のつながりをどのように取り戻していくのか、難しい問題に向き合っていく必要がある。
リストラに対して、人と人との信頼がどうとかいう結論はおかしいと思う。高度経済成長期とは異なり、年功序列・終身雇用は成り立たない。完全成果主義が必要だ。その中でリストラがないはずがない訳で、スタッフは取り替えられ、補充されるものだろうと思う。そうでなければ会社が潰れるし。
あまりにも正社員と派遣社員の待遇が違うのは今の企業の問題だとは思うが、企業と社員の関係はドライになって然りだと思う。米国企業みたいに。
高度成長期にあった和を大切にしたやり方で勝負していると謳っているトヨタが派遣社員に対してこういうことしてるのは汚いなとは思うが、逆に昔の日本流経営は長く続くものじゃないんだなって思った。
【漫画】マネーの拳
![]() | マネーの拳 1 (1) (ビッグコミックス) (2005/06/30) 三田 紀房 商品詳細を見る |
■あらすじ
元ボクシングチャンピオンが居酒屋の経営者になった話。ところがあんまり儲からない。そんな時にビジネス界の大御所と出会い、経営について考えようとする話。
■感想
デスノートみたいな頭脳戦を期待してた。あるいは経済の勉強になるようなストーリーを期待してた。が、どちらの期待も外れた。驚くようなアイディアも出てこないし、主人公が「俺は自分の勘を信じる」って言って物語は進んでいくし。
まだ一巻だからこんななのか。それともこれがずっと続くのか。折角だし、二巻も読んでみるか。所感が変わったら「この漫画は二巻で化ける!」とか追記しときます。






